住宅ローンの話。

2019/02/03 ブログ

住宅を購入するというのは一生に一度、有るか無いかのとても大きな買い物です。

 

スーツを1着買うだけでも迷うのですから、住宅ローンも迷うのが当たり前です。

 

 

住宅ローンはとても高額な買い物だけに、固定金利や変動金利がわずか0.1%の差

 

でも数十万円以上の差になってしまいます。

 

 

 

住宅ローンをどうするか考えるときに、「退職金で完済すればいいから、頭金が

 

なくても年収が少なくても大丈夫ですよ」などと言われて住宅ローンを組んで

 

しまう人がいますが、これは少々考え物です。

 

 

 

一昔前は退職金でローンを完済するという方法が正解だったかもしれません。

 

しかし現在は、1年間で1万件以上の企業が倒産している時代です。

 

ましてや、預貯金も少ししかなくて頭金も用意できない、年収が少ないような人

 

の場合は、どれくらいの退職金が出るのでしょうか。

 

 

 

今の時代、50歳代でも預貯金がほとんどない、という人がおよそ3割もいると言わ

 

れています。

 

 

 

そしてこのような人にもいとも簡単に「退職金で完済できるので、年収が少なく

 

ても頭金がなくても大丈夫ですよ」などと言って住宅ローンを組ませようとする

 

ケースもあります。

 

 

 

「俺でも夢のマイホームが手に入るのだ」と嬉しくなって、よく考えずに

 

住宅ローンを組んでしまわないようにしてください。

 

 

よく考えてみましょう、マイホームが手に入っても老後の長寿社会を生き抜く

 

ことが出来るのでしょうか。

 

 

 

夫婦2人が定年後暮らしていくには毎月約25万円程必要だと言われています。

 

年金だけではとても足りません。

 

 

それを預貯金で賄っていかなければならないのです。

 

そのための退職金を住宅ローンで0にしてしまっては、長寿社会を生き抜くこと

 

が困難になってしまいます。

 

 

 

急病や介護のための費用が必要になった時は、どうすればいいのでしょうか。

 

 

「退職金で完済できるから大丈夫ですよ」は、退職金がたっぷりと出ていた時代の事、

 

定年後は年金と預貯金で余裕のある暮らしができる人に対するアドバイスです。

 

 

 

住宅ローンを選ぶときは「退職金で完済できますよ」という言葉を鵜呑みにしない

 

ように気を付けてください。

 

 

 

出来るだけ住宅ローンが少なくなるような家づくりの資金計画で家づくりを

 

行うようにしたいものです。